自分の思いをどのくらい文字に置き換えられるか
それをどれだけ読み手に伝えられるか
自己満足だけならばやる意味がない
たとえそれが電子文字であっても同じです
夢見る
それが見たこともない太洋にあっても光芒のかなたにあってもいつか手に入れる
わずかな燭光が見える
暁の光にかぶせて己の小さきことを恥じながら手探りをする
時限の空間に生きながら時を否定する自分がいる
新たな年を素直に迎えることができない自分がいる
先人の残したものを漁りながら人生を費やすことは私は正義としたくない
あと数時間で新たな年が否応もなく私を巻きこんでいく
夢はドリームではなくビジョンでしかない
2009年12月31日
飯田雅也