(スクールから坂道をくだったところにあったお店ね)
その中の一人にUというのがいて私とすごくウマがあった・・
Uは仏文が専門だったけど守備範囲が広くて論破するのに手ごわい相手だったなあ・・
Uとその兄貴と自由が丘でコーヒー屋をやっているもう一人のUと4人でよくつるんでいました
漢詩を白文で読む会なんてのを作って週に一度Uの下宿に集まって読解について夜中まであーだこーだとやっていました・・
ある年の夏休みはその4人で軽自動車に乗って御前崎まで出かけたのですが目的は砂浜でマージャンをするだけです・・

砂浜に穴を掘って掘りごたつみたいにして一日中マージャンをやっていました・・
(ときどき場所を入れ替わらないと身体の片面だけ日焼けしちゃう・・)
当時の私たちはみんなお金はぜんぜんありませんでしたが何をやるにも一生懸命ですごく充実していたような気がします・・
どうしてこのUを思い出したかというとさっき車のラジオで今年の新書大賞にUの本が選ばれたと聴いたからです・・
いつの間にか大学教授で哲学者になってた・・

会って昔みたいに議論したらコテンパンにやられちゃうな・・

よし!大賞祝いにまともな値段でUの本を買ってやろう!
またね
