でも、あんまり面白くないと思う・・・って最初から宣言してはしょもないけど・・

先日会った方とのお話の中で私が若いころに得たことがいきなりフラッシュバックしてきました・・
幼児の知能について話していたときね・・
奥ゆかしさとか図々しさといった人の性格や信条にかかわることが数値で出ないと同じように知能をはっきりとスケールすることは出来ません・・・
それ以前にまだ知能というものの仕組みと分野が確立されていないから当然といえば当然です
ウェクスラーさん(私はずっとウイックシャーさんだと思ってた・・)の考案した成人の知能テストは50年以上前のものでそれが確度が高いということで現在でも使われていますが、それは知的能力の一部を推察する手段でしかないのはみんなが知っていることです・・
同じ人間だからって幼児と成人にそれを当てはめて何らかの数値にするってのはすごく乱暴な話だけど年令に関係なくマッチするものもある・・・
視空間認知の領域は幼児の方が顕著に個人差が現れる・・・
幼児期の認知能力はほとんどが目からの刺激によって取り込まれていくものだからね・・
『見たモノすべてに興味を持つ』のは幼児でしょ・・
大人になってもそれをやっていたら疲れきっておかしくなっちゃいます・・
で、次の段階にいくと言語的推理能力を高める刺激になってくる・・
なんとなく耳に入ってくる音や言葉が自然に溜まって無意識のうちに向上していく力ではなく比較や順列を考えながら判断する力です
アイスクリームを食べたいと言ったらママが昨日も食べたから明日にしましょう・・って言われたときにどのような言動をすれば今食べられるか?を考える力もこれです・・・
典型は小学校入試でよく出てくる三者の比較もこの能力を試されています・・
ぶどうは桃よりも甘いけれども柿はぶどうよりも甘い・・・では一番甘い果物はなに?
みたいなヤツね・・
幼児が日々の生活でものすごい量の刺激を受け、その中で比較と判断が繰り返し行われ、その正誤は別にしても絶えず自分が判断を下しているのです・・(でもその結果、行動に移すかどうかは別問題ですが・・)
だから小学校受験をするしないにかかわらず視空間認知力と言語的推理能力を高めることは幼児期にすごく大切なことなのですね・・
『あれなあに?』『どうして』といった子どもの質問にはきちんと答えてあげたいものです・・
次の発達段階はまた今度書かせていただきます・・・
最後まで読んでくださった方へ・・・
ありがとうございました

またね・・
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